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日本語学 2024年12月号

出版社名
明治書院
刊行形態
季刊誌
出版年月
2024年11月
商品コード
0900000004910069691247
雑誌JANコード
4910069691247
雑誌判型
A5
分類
雑誌/専門/教育・語学
出荷の目安
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価格¥3,100

特集情報

「文字とデザイン」「ローマ字の規範」|

出版社情報

【特集】文字とデザイン

 日本語は文字種が複数あるだけでなく、それぞれも字種も多く、その字体・字形も複雑であるために印刷書体の種類が乏しいといわれていた。しかし近年では、電子機器の発達と各種ソフトの開発により、デザイナーたちが様々なフォントを新たに制作して公開している。
 一九七八年にJIS漢字として第一・二水準六三〇〇字余りが定められ、コンピューターが普及して各自で選んで利用できるようになって以来、フォントなど紙面のデザインについて一般の関心も格段に高まっており、デザイン上の加工も身近となった。UD(ユニバーサルデザイン)フォントのように、パソコンに実装されたことで内外の教科書の類にまで使用が及ぶものも現れた。そして様々な書体や文字にまつわるデザインに対して自身の繊細な感覚を述べる人たちも増えてきた。
 そこには書体などによる文字の可読性、表現性や訴求力、そして漢字そのものが抱える字体・字形の問題なども深く関わっている。日本語のフォントなど文字のデザインの開発の現状と背景を捉え、その応用を含めた利用の現状と種々の影響について展望していく。

【特集】ローマ字の規範

 日本語におけるローマ字は、社会ではヘボン式で地名や人名を書くのが一般的でありながら、昭和二九年の内閣告示「ローマ字のつづり方」以来、小学校では訓令式が教えられているなど、長く規範が並存する状況にある。現在、小学校低学年の国語科では日本語の音韻に即した訓令式を学んでも、高学年で英語を学ぶようになるとヘボン式で書くことが求められる。
 近年は、国際化の進展により、外国人にも読み書きしやすい表記が期待され、ヘボン式が望ましく思われることが多いが、情報機器への入力に用いられるローマ字は訓令式もよく使われている。このように、以前と比べて、日本語とローマ字の関係はいっそう複雑な状況を呈している。
 こうした現状を踏まえ、文化審議会国語分科会では、ローマ字の規範を見直す方向で、調査を踏まえた丁寧な検討が重ねられてきた。日本におけるローマ字表記の歴史と現在を解説し、新しい規範はどうあるべきかについて考える論考を、審議会の委員(森山主査、長岡委員)と事務局(武田調査官)から、寄稿していただいた。

目次
【特集】文字…他

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