カテゴリ
  1. トップ
  2. 書籍
  3. しくじり家族
商品詳細画像

しくじり家族

五十嵐大/著
著作者
五十嵐大/著
メーカー名/出版社名
CCCメディアハウス
出版年月
2020年11月
ISBNコード
978-4-484-20228-0
(4-484-20228-X)
頁数・縦
179P 19cm
分類
文芸/エッセイ /エッセイ
出荷の目安
5~10営業日前後で発送いたします。
お受け取りいただける日はお届けする国・量・時期により多少前後します。

価格¥1,400

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

葬儀はカオス。耳が聴こえない、父と母。宗教にハマる、祖母。暴力的な、祖父。ややこしい家族との関係が愛しくなる。不器用な一家の再構築エッセイ。 “ぼくの家族は誰も手話が使えなかった。聴こえない父と母の言語である手話を、誰も覚えようとしなかった。祖母も祖父も、ふたりの伯母も。唯一、家族のなかでぼくだけが下手くそなりにも手話を自然に取得し、両親と「会話」していた。(本文より)” 聴こえない両親に代わって、ほんの幼いころから「面倒を見る」立場になることが多かった。大人からの電話も、難しい手続きも、わからないなりにぼくが対応するしかなかった。家に祖母の友人などが集まり、楽しそうにしていても、母は微笑んでいるだけだった。社会から取りこぼされてしまう場面が多い母を見て、いつも胸が締め付けられた。どうしてみんな母のことを置き去りにするんだろう。“ふつう”を手に入れたかったぼくは、“ふつう”を擬態することを覚え、故郷を捨てるように東京に出た。それなりに忙しい日々を送っていたある日、滅多に帰省しないぼくの元に、叔母からの電話があった。「あのね、おじいちゃん、危篤なの」……。 <目次>Prologue ぼくの家族 Chapter 1 祖父の危篤 Chapter 2 祖母と宗教 Chapter 3 叔母の贖罪 Chapter 4 母の声 Chapter 5 父の愛 Epilogue ぼくと両親 おわりに <著者>五十嵐 大(いがらし・だい): 1983年生まれ。聴覚障害のある両親、宗教家の祖母、ヤクザの祖父の元で育つ。現在は自身の経験を生かしながら、多様性、家族、生きづらさをメインテーマに、インタビューや執筆を手掛ける。ハフポストでCODA(Children of Deaf Adults)について連載中。FRaUでは「祖母の宗教とぼく」という連載を担当した。

  • ※商品代の他に送料がかかります。
    送料は商品代・送付先によって変わります。詳しくは書籍の料金についてのご案内をご確認ください。
  • ※現時点でお取り扱いがない場合でも、今後購入可能となる場合がございます。
  • ※送付先を追加・変更される場合はご購入前にマイページよりご登録をお願いいたします。
  • ※商品は予告なく取り扱い中止となる場合がございます。
  • ※ご注文商品が在庫切れなどの際はキャンセルのご連絡をさせていただく場合がございます。
common-popup-caution

common-popup-caution