現代農業　２０２５年２月号

出版社情報

春と秋が一瞬で通り過ぎ、「激夏」が常態化。そのうえ、暖冬傾向。
通常ではありえない時期に病害虫が発生したり、作物の生育のリズムが乱れたりと、もはや今までの品種と播き時では立ち行かなくなった！？
タネ袋やカタログの栽培暦がずれてしまっていることに、いち早く気づいた農家の修正力・適応力が光る。

目次
現代農業　目次　２月号
２０２５／Ｆｅｂｒｕａｒｙ

特集　通用しない従来の暦　品種と播き時　本気で見直すしかない　３２
２年続きの猛暑、いままでの品種が通用しない　３４
ブロッコリー・ダイコン・カブ……
今までの常識は捨てて新作型を生み出す（茨城・布施大樹さん）　３８
ダイコン・ソラマメ・葉物……
いつも通りではダメ！　遅播きのギリギリを見極める　林重孝　４６
アズキ・ダイコン
普通じゃ考えられない遅播きで正解（茨城・柳下満里子さん）　５０
トウモロコシ・エダマメ
早播きでアワノメイガ・カメムシを回避！　山下正範　５２
キュウリ
魚住キュウリは激夏でもたくましく生きる　圓城寺とく子　５６
夏ネギ
梅雨と夏を乗り切る２品種をつくりこなす　吉岡大輔　５８
「水を溜めすぎない品種」の遅植えでネギを夏越し　柳凜太郎　６２
オクラ
　アントシアニンが出ない　秋までやわらかい品種　豊嶋和人　６６
ナシ
晩生品種は煮え果にならない甘太と王秋でいく　大澤一樹　６８
イネ
コシヒカリに苦戦　高温、倒伏に強いにじのきらめきに期待　馬田雄大　７２
各地で注目　イネの高温耐性品種マップ　７６
種苗メーカーに聞いた　２０２４年の猛暑でも強かった品種　７８
種苗メーカーに聞いた　栽培暦を見直したらいい品種　９０
使い切り、タイパ、映え──今どきの直売でキテる品種　９４
直接販売１００％農家オススメの三つの野菜　冨永篤史　９５
引き売りで、たとえば長ナス・茎ブロ・エビイモはこう売り込む　山本諭　１００
激辛トウガラシ、マイナー果樹、こだわり米……　ネットで　直売所で　安売りしない方法　一瀬鉄也　１０６
可愛くて手に取りたくなる　ミニダイコンばっかり栽培　清田悟志　１１０
タイパ抜群、皮剥き不要のミニニンジン　中野博之　１１３
遅出しで直売所を独占できる赤いトウモロコシ　大矢恵介　１１４
つくりやすくて…他